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食事療法の一般的なコースとしては、まずタマゴ、牛乳、大豆、の三大ア
レルゲンを 抜くことからはじまり、さらにコメ、むぎなどの穀類、そして、肉
類をぬきます。乳児の場合では、まず、母親の食事が制限されます。そ
れでもダメなばあいは、母乳をやめて、特殊なミルクに切り替えることもあ
ります。年齢がひくいほど、食物アレルギーの比率は多い、というのが世
の定説になってお り、とくにゼロ歳児では、その影響はつよいとされてい
ますが、乳幼児、小児の、過度
のアレルゲン除去食は発育を阻害するこ
ともありますので現代型アトピーの原因であ
る脂の過剰摂取を避けること
のほうが大切です。三歳くらいまでは、食事が関与する度合いがつよいの
ですが、それ以上は次第に減 少していきます。十三歳ごろを境に、症状
も成人型アトピーに移行し、食物アレルギーは少なくなって
いきます。
「十三歳以上の、ほとんど食事アレルギーの出なくなった年齢の重傷の
患者さんまで、 食事療法で治療しようとしても期待した効果はえられませ
ん」(丹羽博士)食事療法に過度に依存するのは、活性酸素や過酸化
脂質の影響で重症化した現代型のアトピーには問題がおおい、といはね
ばなりません。同様に、アレルゲン除去療法にだけ目がいくと、ダニ、ハ
ウスダスト、その他の除去に、神経質な目くばりが必要になり、精神的に
まいってしまいかねません。除去食療法を否定するものではありません
が、やはり、現代型アトピーの原因である脂肪、活性酸素、過酸化脂質、
を効率よく除去することが適切です。
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