かゆみ対策としては、汗や菌の刺激が原因になっている場合は、清潔を
心がけて暖まり過ぎのばあいは暖房のありかた、局部を冷やす対処療
法が考えられます。しかし、アトピー性皮膚炎のはげしいカユミは、体内
でヒスタミンというカユミの元とまる物質が放出されることから起こるの
で、ここを何とかしなければなりません。異物や細菌の刺激をうけた細胞
の生体反応で、アレルギー反応の方は、最終段階にくると、「IgE抗体」
の刺激によって、ヒスタミンが遊離し、ドッと放出されます。アレルギー
体質の人は、肥満細胞のなかにヒスタミンがいっぱい蓄えられており、
ちょっとした刺激でそれが破れやすく、いわば「アトピー準備状態」にな
っているわけです。そこに、免疫もふくめて、一連の生体反応の刺激が
やってくると、肥満細胞はこわれてヒスタミンが解き放たれて、カユミが
ワーッと出てくるわけです。抗ヒスタミン剤は異物の浸入の刺激による
反応をストップさせ、ヒスタミンのはたらきを中和します。それで、鼻水、
咳、といった、一般のカゼの症状にも使われています。カユミを抑制す
るフラボノイドルイボスティーにふくまれるフラボノイド類は、カユミを抑
制する効果があります。このことを正しく知るために、丹羽博士の記述
を引用してみます。「ルイボスティーの特徴は、何といっても、その薬理
作用の範囲のひろさです。 熱・痛み・腫れ、などの一般の炎症反応で
生じる諸症状をはじめ、カユミ、発疹、ぜんそく、鼻炎といったアレルギ
ー性反応もおさえます。
しかもステロイド剤のように、細胞に必要な新
陳代謝をおさえてしまうようなことはまったくありません」生活にさしつか
えるほどカユミが激しいときは、ステロイドやその他の外用薬で緊急避
難的にカユミをおさえることも必要でしょう。それと同時に、じんわりと、
確実に、しかも、何の副作用もなく効きめをあらわすルイボスティーで、
アトピー体質の改善にとりくむことが望ましいと考えられます。
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